2016年3月22日火曜日

3月20日に、BS-TBS「週刊報道LIFE」「現実味?憲法改正の日」に出演しました。

事後ですが、3月20日に、BS-TBS「週刊報道LIFE」「現実味?憲法改正の日」に出演しました。懐かしのゲンロン憲法草案や『民主主義』も映りました。

http://www.bs-tbs.co.jp/syukanhoudou/life/archive/20160320.html

アナウンサーの出水麻衣さんが同級生だとはじめて知りました。

本件に関しては、ぼくの番組「Ride On The Politics」や、ゲンロンの連載などでも書いてきたとおりです。

番組では保守派の若者と、緊急事態条項が中心でした。緊急事態条項については自民党案には国会で暴走を歯止めをかける仕組みが用意されていないといった課題があると思いますが、しかしほとんど言及できなかったと記憶していますが、ぼくはおそらくは争点は最終的に第96条改正のみに絞られると見ています。

本気で改憲を考えるならここでムリをする必要はないし、まさに今朝の報道で橋下徹氏が言及したように、今回を逃すとまた次にいつ憲法改正が現実的な政策課題になるかわからないからです。だとしたら、本丸は手続きを定めた第96条の改正、改正の要件緩和のみでしょう。これは一般の生活者には機能が大変わかりにくい、テクニカルなポイントですね。そのとき、きちんとジャーナリズムはその意味を噛み砕いて、生活者に伝達できるかが問われています。その意味では、BS-TBS「週刊報道LIFE」は大変な良い番組だったと思います(それでもちょっと尺が足りなかったと言わざるをえませんが)。こういった番組が、憲法改正発議で大騒ぎになるまえに、たくさん放送されることを期待します。

それにしても三連休のはずが奈良に講演に行ったり、あまりに忙しすぎました・・・(汗)