2015年2月24日火曜日

『エクソダス:神と王』



煮詰まって、観てきた。リドリー・スコット監督作品なんですね。いわゆる旧約聖書の出エジプト記とモーゼの物語を描いた歴史スペクタクル。随分昔、やはり出エジプト記を描いた『十戒』を観たけれど、あちらが聖書の「物語」に沿った描き方をするのに対して、こちらは「「物語」がいかにして立ち上がったと解釈可能か」「マスメディアがない時代のカリスマはいかにしてカリスマ性を獲得したか」という点においてかなり踏み込んだ解釈を試みている。確かにさもありなんと思わせるのが興味深い。シガニー・ウィーバーが出演していたのはクレジットみるまで気がつかなかった。