2014年11月11日火曜日

【沖縄県知事選】沖縄県知事選に見る現代日本の縮図――価値についての選択肢の不在と交錯するマクロとミクロの利害関係

沖縄県知事選に関して、津田さんから『ポリタス』への寄稿のお誘いをいただき、書いてみたら、随分長くなってしまいました。

長いので、まとめると、沖縄知事選の政治状況は日本の縮図。開発中心主義は非倫理的、かといって自然保護中心主義は非論理的。現在は選択すべき選択肢自体が乏しいので、不可逆な選択を先送りすべき、とはいえ、歴史的経緯を考慮すると沖縄の選択はそう受け止めるほかないものではないか、ただ望まれるのであれば、一緒に新しい価値の創造に取り組みたいものですね、という感じです。

【沖縄県知事選】沖縄県知事選に見る現代日本の縮図――価値についての選択肢の不在と交錯するマクロとミクロの利害関係
http://politas.jp/articles/148

ところで、ぼくは政治に関してわりと定常性や連続性のある法や政策、ガバナンス等の「仕組み」によるアプローチが好き(というか萌えるw)なのですが、津田さんの『ポリタス』を見ていると、政治の変革の起爆剤は、やはり個人や小規模組織からなのかもしれないとちょっと期待してしまいます。イギリスに来ているからかもしれないですね。

沖縄については、ジャーナリズム研究の一環で、以前から密約関連についても少し調べていました。そちらも、また機会があれば・・・