2014年1月9日木曜日

Jetstarで大阪ー東京を移動してみた・・・

年末年始から結構追い込まれていて、そんなストレス発散と物見遊山がてら、かねてからLCCに乗ってみたいと思っていたこともあって、先日関西ー東京間の移動にJetstarを利用してみた。その所感などを連々と記してみることにしたい。

普段は言うまでもなく新幹線で、京都ー東京間を移動している。コストは、京都ー品川で、13,420円(自由席だと12,710円)所要時間は2時間11分くらいらしい。

対するJetstarは平日の外れた時間帯だと、なんと空港利用税とかコミコミで6000円くらい。もっとも安い場合、4000円台もある模様。飛行時間は1時間10分。他社でも代替

しかし、これを見て、「圧倒的にLCCがいいじゃん!」と思うのは、早計というもの。現実には、関空までの移動コスト、成田からの移動コストがバカにならない。ちなみに、京都から関空までもっともラクなのは直通のはるかだろう。はるかの場合、特急券込みで、3,040円、約1時間20分。成田から都内(上野)までは、京成スカイライナーで、2,400円、40分ほど。これらを足し合わせると、概ね、12,000円弱、約3時間10分といったところ。JRは遠距離移動だと、都区内無料になるので、細かな移動運賃を足し合わせると、厳密には、もう少しLCC利用のほうがコストがかかるはず。

また新幹線と違って、飛行機はチェックインや、セキュリティチェックの関係で、マージンを見越して空港に到着しないと落ち着かない。そう考えると、残念ながら、トータルで見たときに、LCC(を含む、実際の移動)のコストパフォーマンスは、東京ー大阪間に限ると、新幹線と比較してあまり良いとはいえなかったという印象。とはいえ、Jetstar自体に限ると、全体的にコストカットされていて、CAの人数が少ない分、テキパキとして合理的なオペレーションも、なんだかユニクロみたいな感じもあって、嫌いじゃなかった。

やはりLCCの本領は、遠距離で乗ったときに、既存の航空券との比較で発揮されるのだろう。今年もいくつか遠方の出張の予定が入っているので、そのときには他社も含めていろいろ乗ってみたい。こういうの、最近流行りのエクストリーム出勤の一例になるのだろうか・・・

jetstarの機体。小さい・・・。座席は、おそらく座席数を確保するため、厚みを落としたレザーシート(たぶん、ゴミを弾いて、掃除しやすくするため)。でも、この軽い感触のシートは、意外と快適だった。
関空の搭乗ゲート。えっと、ずいぶん遠くて、周囲に売店一つ無いので、セキュリティ通ったあたりで、飲食物買っとくのが吉か。

成田は空港に直接降りて、バスで建物まで。早く帰りたくて、前方のシートを追加で有料で予約したけど、これだと関空→成田では意味がない気がした・・・