2013年6月4日火曜日

日本公共政策学会2013年度研究大会で、パネル「情報社会の政策形成――オープンガバメント/オープンデータは日本の公共政策にどのような影響を及ぼすか」を開催しました

日本公共政策学会2013年度研究大会(6月1日@コラッセ福島)で、パネル「情報社会の政策形成――オープンガバメント/オープンデータは日本の公共政策にどのような影響を及ぼすか」を、下記メンバーにて開催しました。
自由公募セッションⅠ「パネル企画:情報社会の政策形成――オープンガバメント/オープンデータは日本の公共政策にどのような影響を及ぼすか」
司会(兼 報告者):西田亮介(立命館大学)
報告者:松原真倫(慶應義塾大学)
山口 翔(立命館大学)
生貝直人(情報・システム研究機構 新領域融合研究センター )
討論者:庄司昌彦(国際大学GLOCOM)
報告内容は下記の通りです。
「オープンガバメントと市民参加」 松原真倫(慶應義塾大学)
「鯖江市のオープンデータと地域情報化」 西田亮介(立命館大学)
「オープンガバメント・オープンデータにおけるユーザービリティ・アクセシビリティ」 山口 翔(名古屋学院大学)
「オープンデータと著作権」 生貝直人(情報・システム研究機構新領域融合研究センター)
オープンデータ/オープンガバメントの政策形成現場の第1人者で、国際大学GLOCOMの庄司昌彦さんを討論者にお迎えしたパネルでした。集客を危惧していたのですが、ざっと30名近い方々に集まっていただき、欧米モデルではない、実際の情報化と日本社会、政策の関係について関心をお持ちいただいていることを実感でき大変嬉しく思いました。このメンバーで、長らく議論してきたのですが、今後とも当該分野の議論を進めていきます。

余談ですが、西田、生貝、山口はまるで売れないバンドのように、東京ー福島をぼくのクルマで往復し、片道約350キロ、往復計700キロ近くを運転しました。ちょっと大変だったのですが、新しい研究の萌芽はこういうときに生まれるのかもしれないと、ときどきは思える有意義かつムダな(楽しい)時間でした。たまにはこういうのもいいですね(行きに、都内から1時間ちょっと走った栃木あたりで「福島200キロ」の表示を見たときは、ちょっと絶望しましたw)。