2017年3月16日木曜日

視察で金沢工業大学、同志社、立命館を回りました。

今週、弾丸視察ツアーで、教育、なかでもプロジェクト学習やアクティブラーニングのソフト、ハードに注力する大学を1泊2日で視察に訪問しました。具体的には金沢工大、同志社、立命館(衣笠)の三校です。立命館は古巣で、ぼくが担当でしたが、前職でお世話になった職員さんたちに大変よくしていただきました。むろん規模や特徴はそれぞれで、すぐに直接参考になるというよりは、少し広い意味での学びに繋がりました。それにしても、大学院まで含めて、2年半前まで私立の世界にいたわけですが、ひさびさに私学ならではというべきか、企画力のある取り組みをみて、それを思い出しました。当然ですが、経営のため有限のリソースを投資しつつ活用する、そんな私大経営のなかで磨かれたもののように感じました。こういった感覚は国立大学にはなかなかないなあ、とも。おそらくは国立大学法人化の際には、「私大の世界」に一定程度転換しようとしたはずですが、なぜそうはいかなかったのでしょうか。ちょうど、THEの2017年版アジア大学ランキングが公開されましたが、またしても日本の大学は総合的には下げているようです。ざっと見る限りでは、シンガポールは盤石、中国では北京大学、清華大学だけではなく続く大学群や、香港、台湾の大学などが躍進したように見えます。なんとかしなくては…。

Asia University Rankings 2017 | Times Higher Education (THE) https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2017/regional-ranking#!/page/1/length/25/sort_by/rank/sort_order/asc